網大根ってなに?
網大根(あみ大根)とは大根を使って作られるツマ、飾り切りのひとつです。大根を網のように切り塩水につけることで綺麗な網状に仕上がります。これは日本料理専門調理師試験という国家試験の実技試験でも課題とされており包丁による技術が必要となります。あまり見かけたことはないかもしれませんが、刺身などに被せるように使います。↓
用意するもの
- 大根
- 菜切り包丁(牛刀などでも可)
- 割りばし
- タコ糸
- 塩水
作り方・レシピ
まず大根を5㎝くらいの長さに切りましょう。できるだけ上部の太い部分を使うとやりやすいです。
切った大根の断面の中心に割りばしを挿し込みます。竹串などの細長い物で穴を開けてからの方が通しやすいです。できるだけ真ん中になるように注意しましょう。
大根を4ヶ所切り四角形にします。面を作りたいだけなのでなんとなく正方形っぽくなれば大丈夫です(角が丸みを帯びててもOK)
大根を横にして1cm~1.5cmくらいの間隔で割りばしに当たるまで切れ込みを入れます。90度回してさっきの切れ込みにと被らないように互い違いに4面全部切れ込みます。
point:切れ込みはまっすぐ入れないと網の間隔にばらつきができて綺麗に仕上がらない上、網目が破れてしまいます。菜切り包丁など片刃の包丁は特に左に流れやすいので注意しましょう。
切れ目を入れた大根を桂剥きにしていきます。最初の一周で綺麗な円になるように心がけましょう。その一周部分は要らないので切り捨てます。30cmくらいの長さを桂剥きします。片側をタコ糸で結びましょう。
point:薄く切った方が綺麗ですが網目が切れてしまっては意味がないので少し厚めで大丈夫です。ですが厚さは均一になるようにしましょう。
結び終わったら塩水に浸けしんなりとさせます。塩水の濃度は自由で構いません(塩分が多い方が早く少ない方が長い時間必要です)
最後に
いかがでしたか?練習は必要だと思いますが意外と簡単にできてしまいます。切れ目を入れて桂剥きするだけ!なんとなくできる気がしてきませんか? ぜひこれを機に挑戦してみてください!練習するときは家にある包丁を研ぐか切れ味の良い包丁を購入してからやりましょうね!家庭で出てきたらきっとみなさん驚かれますよ(笑) 感想など書いてくれるとうれしいです。TwitterやYouTubeの登録もよければおねがいします!SNSでのシェアもぜひ!
霞 SUMIKAMA 剣型包丁 200mm チタンコーティング ブルー 22020/B (2020/5/21 08:19時点) |
コメント